VP-7720A 2号機の現状 ― 2017/08/05
約2年ぶりにNational(後の Panasonic)製Audio analyzer VP-7720Aの点検、調整を行いました。今回は、発振周波数をできるだけ表示と合わせることを主眼に調整しました。10kHzのレンジは、コンデンサーC12の並列コンデンサーC*12で、調整することになりますが、もともとの周波数が低すぎる場合は、C12、C16、C17の容量確認が必要です。この調整は外部からはできないので、発振基板をシールドケースから取り外して行いました。C*12のトリマーは使わず、ディップドマイカ30pF並列でうまく行きました。ただし、周波数のドリフトを考慮して調整することが必要です。ちなみに、今回は、表示15kHzにおいて、スイッチ投入直後14.9648kHz、30分後に15.0310kHzになりました。他のレンジは、発振基板をシールドケースに入れた状態で、トリマーC15,半固定抵抗R81、R86で調整しました。
1時間の慣らし運転後の、測定結果を下に示します。全体的に2年前よりも歪率は、やや大きく、1号機の値に近づいたようですが、理由は不明です。(50Hz地帯から、60Hz地帯への引越しのせいか、それとも、引越しに伴う気温の上昇のせいか?)なお、4kH以下は30kHzハイカットフィルターを使用しました。
1時間の慣らし運転後の、測定結果を下に示します。全体的に2年前よりも歪率は、やや大きく、1号機の値に近づいたようですが、理由は不明です。(50Hz地帯から、60Hz地帯への引越しのせいか、それとも、引越しに伴う気温の上昇のせいか?)なお、4kH以下は30kHzハイカットフィルターを使用しました。
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