2号機 Panasonic VP-7723A 修理 その32018/12/01

 ロジックボード再不調の件ですが、幸い原因が判明しました。CPU(U4)とROM((U6)の配線に一箇所断線が見つかりました。具体的には、D0の信号線です。U4-12ピンとU6-11ピンを継ぐラインが、基板の裏側から表に抜ける穴(基板上Q2と印字してある付近)で接続不良になっていました。ROM(U6とU11)付近をプローブで触っている時に、いきなり正常動作したので、ROM付近の配線をチェックし直したわけです。その2でお見せしたようにジャンパー線のジャングルですから、どこかでショートまたは半田付け不良が起きたのではと疑ったのですが、ジャンパー線達は無実だったようです。
 さて、ジャンパー線のジャングルを構築した時点で(約1ヶ月前)、写真のように「ほぼ全回路」の配線を確認しました。確認した線をピンク又はオレンジで塗ってあります。それにもかかわらず、一応の動作状態になるのに1ヶ月近くかかっていたのは、U9の2番ピンとU10の2番ピンを取り違えていた為です。U9の2番ピンに来ている信号が「やけに小さい」とは思っていたのですが、それをさらにU10の2番にもつないでいたとは!
回路チェック
 なお、修理初期段階で、16MHz(8MHz)が発振していないことに気づいて、R9(270Ω、割れていた)とR8(6.8KΩ)を新品交換しました。(なぜ、こんな抵抗が割れた?)また、緑青発生のIC、ROMおよびCPUソケットは全部新品交換しました。交換したICは以下の通りです。U9、U10、U12、U13、U14、U15、U29、U30、U34、U36、U44。1号機修理の経験から予防的に交換したものも含まれています。
 ロジックボードが一応動き出したので、歪同調回路の修理に向かおうと思った矢先、発振回路が不調になっていることに気付きました。どうやら、振幅制限が効いていません。まだまだ、先は遠いですが、多少とも理解しているうちに不調は出尽くしてほしいものです。