AKAI GX-R60EXをバイアス可変に改造する その32026/03/11

 その2の最後に触れた変更を行った,抵抗値を考え直して,R65(12kΩ)を固定抵抗5.6kΩと10kΩ可変抵抗の直列に変えた.また,定量的に評価するためにTR19のエミッター電圧Veをチェックする端子を設けた.ノーマルテープの場合,この電圧Veは5.60〜6.77Vまで変化する.可変抵抗の中央位置では,5.94Vである.
 調整の手順は以下のようである.
1.BIAS OSCの周波数を調整する.マニュアルではERASE HEAD WIREで見ることになっているが,どこにも端子がない.そこで,VR4Bの中間端子で見ることにした.なお.ERASE HEAD WIREを抜くと周波数が変わってしまうので,不可.
2.可変抵抗を中央位置にセットして,ノーマルの基準テープを使って,VR4とVR4B,VR5とVR5Bを調整する.指定ではMaxell UDI C-60となっているが,手元に在庫がない.今回はTDKのADを使うことにする.
3. 次に,CrO2とメタルの基準テープを使って,それぞれVR3とVR2を設定する.(なお,サービスマニュアルの9.2.の図のVR2,3,4の説明は間違い.回路図で確認済み.)
 と言うことで,今日は2.まで.
経験的にはメタルはどれも大差ないようだが,CrO2の基準テープとして何を使うか?色んなテープで試してから決めたい.