Repair of VP-7720A Audio Analyzer 12015/08/28

Repair of VP-7720A Audio Analyzer (National, Panasonic)
 突然話題が変わりますが、National(ナショナル、後のPanasonic)のAudio Analyzer VP-7720A(故障品)を安価で入手しました。このAnalyzerは発振器内蔵の歪率計で、非常に使いやすいものです。ここ13年間、もう一台のVP-7720Aを修理しながら便利に使ってきましたが、そろそろ予備を持っておいたほうが良いかもと思って手にいれました。(なお、類似機種VP-7721Aは回路図もネット上にあり、情報は十分です。)
 Recently, I got a second hand Audio Analyzer VP-7720A showing some problem.  I have used this type of analyzer for more than 13 years. Then I thought the new one is good for future use. (The advantage of this type is availability of repair manual of VP-7721A that is very similar to it.)
VP-7720A故障
 さて、問題の故障ですが、ご覧のとおり、スイッチは入るものの色々なボタンが点灯して、「こりゃダメだ」という状態です。要は、色んな設定を覚えていな いという事です。こんな時の定石は、バックアップのNi-Cd電池を疑えです。案の定、電源のプリント基板は電池付近でボロボロでした。予備のバックアッ プ電池と入れ替えて、配線も裏打ちし、ジャンパー線でつないで、スイッチON。
 まずは、大きく進展です。発振器、歪率計も動作しはじめました が、なんと周波数レンジのランプが、3つ点灯。どのレンジか判らない状態です。周波数を1.59.9から上げようとしても上のレンジに行きません。(小数 点も2つ点灯!!)これは、コントロール基板のロジックの問題のようです。まあ、どんなCMOSが付いているのか、調べてみるかと言う事で、上蓋をはずし て、コントロール基板の配線コネクターをはずしてみました。コントロール基板は2階立てで、シールドされた小基板が、主基板と2個のコネクターで結ばれて います。怪しいなと思いながら、コネクターを外して目視で検査です。念の為と思って、コネクターを入れ直して、スイッチON。
 嘘のように直って いました。単なるコネクターの接触不良だったんですね。スクアランで磨いて刺し直しておきました。さて、これでOKかと思って、各レンジで歪を測ってみま した。0.160KHz-1.599KHz、OKです。30KHzハイカットフィルターを使って、歪率0.0006%、これなら十分です。 1.60KHz-15.99KHz、16.0KHz-159.9KHz。これらのレンジも問題ないです。
 しかし、10Hz-159.9Hzのレンジは、周波数が高くなるにつれて歪率が増加!15Hzで0.001%が40Hzで0.0022%、150Hzで0.052%。これは、VP-7720Aとしては、おかしいでしょう。ということで今日はここまで。
 Apparent problem is "Switch On state" of various button setting as you can see in the photo.  The standard approach for such problem is "to doubt backup Ni-Cd battery".  That was actualy correct, and it becomes better after changing the battery and re-connecting the exfoliated lines on the printed wiring board. Then, oscillator and distortion meter started to operate. However, selection of frequency range does not act correctly. (Three ranges are switched on at the same time.) It looks like problem of the logic (control) board. I tried to remove the logic board, and as the first step I removed connectors to the board. The board has an additional small board on it with two connectors. I removed them and set them again. 
 Everything goes well. The main problem was simply due to the imperfect contact. Now distortion is measured to be 0.0006 % between 0.160 kHz and 1.599 kHz using 30 kHz high cut filter. Two other ranges from 1.60 kHz to 15.99 kHz and from 16.0 kHz to 159.9 kHz are also OK.
 However the lowest range between 10 Hz and 159.9 Hz seems not in good shape. At higher frequency the distortion becomes worth. At 15 Hz it is 0.001%, at 40 Hz 0.0022 %, but 0.052 % at 150 Hz.  This is not normal for the analyzer VP-7720A.  This subject will be continued.

コメント

_ アンドロメダ ― 2016/05/22 12:29

VP-7720Aの修理記録素晴らしいですねー
昔々(30年以上前?)ベンチで松下(パナ)やHPの歪率系などで仕事してたのを思い出しました。
最近測定機揃えようと思い調べ中で遭遇しましてラッキーでした。
そう言えばその頃でもメーター固まって指パッチンしてましたよねー
後期の22だったか23だったかもハングして電源入れ直ししてたのも思い出しました。

_ colorkonan16 ― 2016/05/23 00:31

アンドロメダ様、
ご覧いただきありがとうございます。
まだまだ分からないことが多いですが、どうぞよろしくお願いします。
(VP-7720Aの修理はちょっとお休み中ですが。)

_ 妹尾 哲夫 ― 2017/07/25 16:14

故障しているVP-7721Aを修理しようとしてこちらのサイトを見つけました。
私の7721Aは電源を入れると歪率表示のメータが振り切れてしまうのですが、メーターの
駆動回路のU24 TL082あたりが怪しいと思っていますがどうでしょうか?
又、7721Aのバックアップ電池の型式やメーカーが判ったら教えて頂けないでしょうか?

_ colorKonan16 ― 2017/07/26 20:56

それは、お困りですね。ただ、症例としては、大変興味深いです。以下は、私ならこうするという事です。
1. まず、振り切れるメーターの配線をはずします。ただし、回路図A8のJ5を抜くのではなく、メーターそのものの線を一本はずし、ビニールテープで絶縁しておきます。
2. 前パネル左下にあるMonitorの出力をオシロで見ます。LEVELとDISTNを切り替えて、正常な波形、特にDISTN時に基本波が除去されているかチェックします。何かサチュレートしている波形が出てる時は、オートレンジ関係を疑います。特にDCが出ていないか気をつけて見ます。DCが出ていたらC116とC117が怪しいです。
3. J5のM2 (Output)のDC電圧(アースに対して)をテスターで調べます。F.S 200μAのメーターが振りきれるんだから、多分1V以上でしょうね。
4. U24の入力電圧(ピン3)をチェックします。もし、これが、1V以上なら,かなりマズイです。
その場合、U23が死んでいる(これは一番いやなケース)、あるいは、オートレンジが変になっている?です。
5. オートレンジをOFFにして、Monitor出力や、J5の電圧を見ながら、大メーター側(歪率のメーター側)レンジをマニュアルにして切り替えてみます。もし、正常動作するレンジが見つかれば、オートレンジ回路(U26,U27回り)の不調です。単なるオートレンジの設定不良という楽勝のケースも考えられます。
6. U23本体でなく、U23の入力の場合も考えておきます。U28からU23へ入力電圧に比例する交流信号が来ているはずですが、来ているか確認します。来ていない時は、割り算用の信号が来ないわけですから、U23は異常な出力を出すはずです。
こんな感じで、色んな可能性が想定できるようになると、修理できます。
 なお、電池は、VP-7720A オーディオアナライザ 修理 その5 に記載の通り、
Ni-水素のVarta 3-V80H-074763(3.6V 80mAh、黄色のパッケージ)です。

_ 妹尾 哲夫 ― 2017/07/31 12:45

不具合原因調査の進め方をアドバイスして頂きましてありがとうございます。
まずはバックアップ電池を教えて頂いたVARTAの電池に交換をしたところ、電源投入時の
メーターの振り切れは直ってしまいました。そして発振器と歪率計が使用できるようになりました。
ここで次の問題が発覚しました。20Hz、1kHz、20kHzの歪率が0.02~0.03%と良くないのです。
そして100Hzはメーターが大きく振れて安定しません。
電池の付いていた電源基板の電解コンデンサ16V 10000μFの上部のスリーブが無くなって
アルミがむき出しになっていたのでコンデンサの劣化があるのではと思っています。
次のステップは電源基板の電解コンデンサの交換をしてみようと思っていますが、それとも
他に何か原因が考えられるでしょうか?

_ colorKonan16 ― 2017/07/31 16:27

まずは、動きはじめたとのことで、良かったです。
バックアップ電池交換で動作しだしたということは、「制御側の異常で、レンジか入力の切替に不具合があって、メーターが振り切れていた」ということでしょうね。
 さて、歪み率が、大きいということですが、いくつか原因がありそうです。
まず、どの周波数レンジでも、共通的に値が大きく出ている点がヒントになりそうです。
100Hzで指示値がふらつく理由と同じとすれば、電源部は確かに怪しいです。
整流直後のケミコン不良で、リップルが取りきれず、安定化後の電源出力にもリップルが乗っているとすると、100Hzは大きくふらつくかもしれません。(ところで、交流電源は、60Hzですか?50Hzですか?)電源が50Hzの場合、50Hzと100Hzの歪み率指示が、わずかに揺れる(唸り現象)傾向は最後まで残るかもしれません。
 結論的には妹尾さんのお考えと同じです。私も電源部ケミコンは全交換して、様子をみると思います。そこが直接の原因でなくても、いずれ交換することになるからです。

_ 妹尾 哲夫 ― 2017/08/10 10:54

本日電源回路基板の電解コンデンサを全て新しいものに交換しましたが歪率が幾分良くなったものの殆ど症状は変わりませんでした。
歪率は以下の通りです。10Hz:0.022%、20Hz:0.03%、50Hz:0.07%、100Hz:0.018~0.03%指針の振れ大、1kHz:0.022%、10kHz:0.015%、20kHz:0.013%、100kHz:0.017%でした。発振器の出力レベルは2Vです。
次に検討するのは発振器基板と思っていますがどうでしょうか?
ところで発振器の基板はどこにあるのでしょうか?

_ colorKonan16 ― 2017/08/10 20:35

発振器の基板は、裏蓋を外して、右側(裏返して)手前(操作パネル側)のアルミ製フレーム(一種の箱)の中です。(「P-7720A オーディオアナライザ 修理 その6」 の4枚目写真の下部に見えるアルミ箱です。この写真は上から見ていますので左右逆ですが。)
まず、箱を固定しているネジを外します。左は、2本ですが。右は5〜6本外します。箱に配線が、フックやテープで固定されているかもしれません。それを箱から外します。次に、箱を90度ねじって、左のアクリル板を固定しているネジ3本を外すと、抜く事ができます。
別の発振器の歪を測ってみると、状況は分かりやすいですが、お持ちではないんですね。
発振器の出力は、4.0dBで無負荷の場合、3.16Vrmsのはずですが、2Vですか?もし、そうなら小さいですね。周波数に依存せず歪率が悪いようですので、周波数に関係ない部分、というと発振器と歪率計側のアッティネータ、発振回路の振幅制御などでしょうか?
ところで、発振出力を減らしても、例えば-8dBにしても歪の状況は変化しませんか?

_ 妹尾 哲夫 ― 2017/08/14 17:05

昨日発振器の電解コンデンサを全て新しいものに交換したら一時的に良い性能が出た時があったのですが、今日確認すると良い性能が出る時もあれば、悪い状態に戻ってしまう時もあって安定しませんでした。そしてこれは定電圧電源のどこかが故障していると考えてVP-7721Aを分解して電源各部の電圧波形をオシロで観測する準備をしていたのですが、何気なく電源電圧切り替えスイッチを見たら何かおかしいことに気が付きました。日本国内で使用されていたはずなのに、良く見ると何と120Vに設定されていました。このためにトランスの2次側の電圧が低くなって定電圧電源がちゃんと作動せず、電源出力にリップルが出ていたようです。昨日は夜間にテストしたのでAC 100Vが高めで一時的に良い性能が出たものと思われます。
切り替えスイッチを変更して100Vに切り替えたら正常に機能するようになりました。

0dB(2V)での歪率は以下の通りです。カッコの中は30kHZまたは80kHzのLPFを入れた時の値です。なお、出力レベルを変えても歪率はあまり変わりませんでした。
10Hz:0.018%(0.001%)、20Hz:0.002%(0.0013%),50Hz:0.0018%(0.0009%),100Hz:0.0018%(0.0008%)
1kHz:0.0018%(0.0007%),10kHz:0.0018%(0.0009%),20kHz:0.0025%(0.0018%)100kHz:0.006%
こちらで公表されているVP-7720Aより歪が多いのが気になる所ですが、発振器の調整で歪を低減できるようでしたらその具体的方法を教えて頂ければ幸いです。

_ colorKonan16 ― 2017/08/14 22:33

妹尾様、
 好調になったとの事で何よりです。歪率も規格内のようですから、まず大きな問題は残っていないものと思います。一つ確認しておいた方が良いと思うのは、高調波成分が正しく評価されているか、ということです。それには、どうしても別発振器が必要です。低歪である必要はないですが、出力電圧/周波数が一定が必要です。例えば、その発振器の1kHzを歪率計に入力し、同調周波数を1kHzに設定します。発振器側の周波数を微妙に変化させ、確かに同調していることを確認します。次に、歪率計の周波数設定はそのままで、発振器側を2kHz、3kHz、4kHzと変化して、読みが100%近くになるか確認します。正常であれば、95〜105%程度になっているはずです。なっていない場合は、歪を過大または過小評価しているので、調整が必要です。一見、歪率が大きく見える、または小さく見える場合は、この検査をまず行う事をお勧めします。(狂っている場合は、Repair of VP-7720A Audio Analyzer 15を参照してください。)同様の確認を高い周波数で、たとえば20kHz、40kHzなどの設定で行うことも必要です。この場合は、入力減衰回路のトリマーの調整に関わります。
 発振回路の歪を大きく左右するものとして、振幅制限素子(オシレーター基板のフォトカプラーRT1)の経年変化が考えられます。「VP-7720A オーディオアナライザ 修理 その8 」を参照してください。ただし、発振器側と歪率計の入力回路で歪の打ち消しが起きうることも考えに入れてください。

_ 妹尾 哲夫 ― 2017/08/18 19:42

外部の発振器を用いた歪率の測定を行って見ました。
VP-7721Aの周波数を変化させて歪率が最少となるポイントを見つけた後に外部発振器の
周波数を変化させると歪率が100%になりましたので歪率計は問題ないようです。
また、発振器基板のR30(ALC)を調整したら低周波域の歪が下記のレベルまで下がりました
のでこれで良しとしたいと思っています
10Hz:0.0016(0.0007%),20Hz:0.0017%(0.0008%),50Hz:0.0016%(0.0007%),100Hz:0.0017%(0.0008%)
500Hz:0.0017%(0.0007%),1kHz:0.0017%(0.0007%),()内の数値は30kHzのLPFを入れた時の歪率
10kHz:0.0018%(0.0009),20kHz:0.0025%(0.0019%) ()内の数値は80kHzのLPFを入れた時の歪
率,100kHz:0.006%
色々とアドバイスを頂きまして有難うございました。

_ colorKonan16 ― 2017/08/19 08:10

妹尾様、修理完了おめでとうございます。

_ tfbb2009 ― 2018/02/23 16:39

VP-7721Aの修理するために色々と情報を探しており、当サイトに巡り合うことができました。私が所有しておりますものはオークションで入手したもので、当初は動作しておりましたがオーディオアンプが不調のため原因を調べようとVP-7721Aの電源を入れたところ出力電圧が高く出ており、マニュアルを片手に調整などしましたが正常には戻りませんでした。調べた結果、発振器のフォトカップラのLED側が切れていました。取り外してメーカーならびに型式を見たところモリリカの527であることが判りましたが、既に市場にはありません。さらに、RHoS対応のために同様の規格が見つからず困っておりましたが、代替となりそうなフォトカプラが秋月電商にあることが判明しましたので入手して置換しました。この状態で、Level Adj R177ならびにALC Adj R30の可変はできるようにはなりましたが、正規の出力とはどうしてもならず+3dBm位に留まってしまいます。フォトカプラに並列に入っているR32,分圧抵抗R31を下げたり、ALC Adj R30に直列に入るR29を上げたりもしましたが、大幅に正規化された調整範囲に収まりません。この様な症状と対処をしましたが、先に進めずに困っております。何か良き方法などございましたらご教授頂きたく存じます。
当該機種をお持ちの方で発振部のフォトカプラがNGでお困りの方も居られることと思います、宜しくお願いいたします。

_ colorKonan16 ― 2018/02/26 22:45

tfbb2009様
モリリカのMCD527ですが、私が実際に使用している個体の特性は、実測値(発光ダイオードの電流mA、CdSの抵抗値KΩ)で、(1.00、19.94)、(4.00、3.73)、(6.00、2.43)、(9.20、1.59)、(10.75、1.37)です。もしお使いのフォトカプラがLCR0203であれば、抵抗値が全体に低すぎるようです。公表されている実測値が(4.0、0.20〜0.25)ですから。ただ、メーカー規格表ではもう少し大きいようなので、バラツキが大きい可能性もあります。複数個購入して実測選別するのはどうでしょう。MCD527、MCD5221はオークションでも高値ですから、困りますね。 ( MCD5223はLCR0203同じように抵抗値が小さいですから使えないと思います。)

_ tfbb2009 ― 2018/03/01 18:08

オークションに出品されておりましたMCD5221が落札できて、本日手許に到着しましたので早速周辺の抵抗を元通りにしてLCR0203を取り換えました。しかしながら、やはり出力電圧は可変できるものの3dBmから上げることはできますが、下がりません。出力電圧の測定にはデジタルの電圧計で600Ωにて終端して測定しています。貴兄のVP-7720AにてMCD5221が使われていたとのことですが周辺の抵抗値はオリジナルのままなのでしょうか。お忙しい中、何度もお手を煩わせて申し訳ございませんが、宜しくご教授下さい。

_ colorKonan16 ― 2018/03/01 21:22

tfbb2009様、
2台所有のVP-7720Aですが、2号機はMCD5221使用で周辺の抵抗値は変えていません。(1号機は、今手元にないので確認できないですが、記録によるとMCD5221(H)使用で、R31を990Ωに変えたようです。)ご存知と思いますが、MCD5221にはランクLとHがあり、規格表によるとLはON抵抗0.1〜0.6KΩ、Hは0.4〜1.0KΩとなっています。ランク色はL黄、H赤とのことです。ただ、自分で測ってみた感じでは、個々のバラツキが大きく、LとHはさほどは違わないようでした。
以下、実測例です。(mA, KΩ)
MCD521
(10.72, 1.16), (9.24, 1.31), (4.04, 2.99), (2.03, 6.37), (1.00, 15.0)
MCD527 (歪良好)
(10.75, 1.37), (9.20, 1.59), (7.21, 2.02), (6.00, 2.43), (4.00, 3.73), (2.01, 8.19), (1.00, 19.94)
MCD5221L (一つ目)
(17.14, 0.771), (11.61, 1.181), (7.17, 2.121), (4.21, 4.23), (2.00, 11.99), (1.00, 33.7)
MCD5221L (二つ目)
(10.75, 1.30), (9.19, 1.55), (7.20, 2.04), (6.00, 2.53), (4.00, 4.19), (2.00, 10.72), (1.00, 28.42)
MCD5221H
(10.75, 1.03), (9.20, 1.22), (7.20, 1.61), (6.00, 1.98), (4.00, 3.23), (2.01, 7.95), (1.00, 20.79)
MCD5223 (一つ目)
(11.21, 0.166), (6.20, 0.253), (3.99, 0.358), (2.00, 0.645), (1.02, 1,290)
MCD5223 (二つ目)
(10.22,0.163), (6.54, 0.222), (4.39, 0.300), (2.00, 0.592), (1.00, 1.189)
ご参考になれば、幸いです。

_ tfbb2009 ― 2018/03/08 18:41

お忙しい中、情報を戴いたままでご返事が遅れて申し訳ありませんでした。
今回Yahooで購入しましたモリリカ5221(2個)と秋月で購入しましたものを測定しましたところ、まず秋月で購入しましたLCR0203は抵抗値が低くて使い物になりませんでした。また、モリリカ5221も両方とも黄色Lですが抵抗値にはばらつきが多いようです。
モリリカ5221-1(L) (mA,kΩ)
(1.03,24.7k)(2.03,9.21k)(3.04,5.39k)(4.03,3.76k)(5.04,2.87k)(5.98,2.34k)(7.01,1.95k)(8.06,1.67k)(9.02,1.48k)(10.00,1.34k)(10.70,1.24k)
モリリカ5221-2(L)(mA,kΩ)
(1.00,12.81k)(1.99,4.79k)(2.98,2.84k)(4.05,1.98k)(5.05,1.55k)(6.06,1.27k)(7.01,1.09k)(8.04,094k)(9.05,0.84k)(10.03,0.77k)(10.74,0.72k)
貴兄の歪良好と記載のMCD527の数値に比較的近いと思われますモリリカ5221−1を実装して出力を測りましたが、やはり同様の状態でしたのでR31に並列に100kΩを足して990Ωとしましたが状況に変化はありませんでした。5221のLED側の直列抵抗R33(100Ω)で流れている電流値を測りましたところ約14mA位でした。
どうも、この電流値からしますと流れすぎの様に思われます。オーディオのアンプと異なり一筋縄では参りません。引き続きご教授の程、お願い致します。

_ colorKonan16 ― 2018/03/08 21:33

tfbb2009様、
14mAは確かに大きすぎますね。原因は分かりませんが、私ならば、どこかで、DC OFF SETが発生している可能性をまず疑います。ところで、発振回路(OP ampなど)に供給されている±15Vは大丈夫でしょうか?電源がOKであれば、発振回路の出力のDCが、OVからずれている可能性を疑います。(R29 OFF SETの調整はOKですか?)R152, R6, R27, R28の共通部分の直流電圧はOVになっていますか?ずれているようなら、R29の可変抵抗で合わせてみてください。 それでもダメな場合は、どこですかね?
 ところで、発振出力を他の測定器で計るとどうなっていますか?例えば100Hz 4dB(負荷なし)はデジタルマルチメータでは何Vとなっていますか?その時の歪率は何%ですか?

_ tfbb2009 ― 2018/04/15 16:31

貴重なアドバイスを戴きながらご返事をせずに申し訳ありませんでした。
R-27によるオフセット調整も以前調整して数mVになっています。一番最初にフォトカップラの故障を見つけ交換した際にプリント基板面に溶けたハンダを落としてしまい、気がつかずに電源投入してQ1:2SC1318をショート状態にしてしまい、それに伴いR1,R6ならびにAnalyzer基板のR137:15Ωも焼損、この様なことからOSC基板の発振部分の初段を除きトランジスターは全て交換しました。この様な状態ですので、発振部分の抵抗、ダイオードは確認済みです。
どうしても判らないのは、ループの抵抗値などを変更しても常に3dBmの状況に引き込まれます。この様なことから、どうも発振器の出力設定と実際の出力値に違いが出ますので発信部分より制御関連部分に何か不具合があるのではと思う次第です。ちなみに設定値と実測値を測定したものは次の通りです。0dBm:+3.01dBm,-0.1dBm:+2.90dBm,-0.2dBm:+2.80dBm,-0.3dBm:+2.68dBm,-0.4dBm:+3.07dBm,-0.5dBm:+2.93dBm,-0.6dBm:+2.93dBm,-0.7dBm:+2.68dBm,-0.8dBm:+2.51dBm,-0.9dBm:+2.38dBm,-1.0dBm:+2.27dBm,-1.1dBm:+2.15dBm,-1.2dBm:+1.96dBm,-1.3dBm:+2.18dBm,-1.4dBm:+2.05dBm,-1.5dBm:+1.93dBm,-1.6dBm:+1.81dBm
特に以上のデータで-0.4dBmの所で出力が跳ね上がっているところがあり、その先も-0.4dBmから順当に減少する状況です。これらの状況を勘案しますと、ATT周りの制御に不具合が潜んでいるような気がしております。もう少し、辛抱強くチェックして行くつもりです。何かお気付きの点などありましたら、お教え戴けましたら幸いです。

_ colorKonan16 ― 2018/04/16 18:00

tfbb2009様、
なるほどattenuator関係ですか。残念ながら、お役に立てそうにありません。1号機でリレーK13とK14を新品交換した記録写真はあるのですが、15年も前のことで、詳細を忘れてしまいました。何か思い出しましたら、本ブログに書くようにします。

_ tfbb2009 ― 2018/04/17 11:55

早々のご返事を戴き恐縮です。発信部と言うアナログ回路と発信部のクローズした制御とオーバーオールのデジタル制御回路が含まれて居ますので、一筋縄で行かないのは判っているのですが、技術屋としてはやりかけたものは何とかしなければとの拘りで進めています。そのために、回路図とにらめっこしたり、各所の電圧測定をしたりしながら不具合をあぶり出すべく試行錯誤している状況です。やっと0.1dBmステップの出力レベル設定を行っているR-177(Level ADJ)のアースとの間に挿入されているTR:Q27,Q28,Q30,Q31のベースに接続されています22kΩの入力側:Att制御回路の出力電圧が多少異常であることまでは判りましたので、COTROL PBのU1を交換してみる予定です。結果はまたお知らせ致します。

_ colorKonan16 ― 2018/04/17 20:07

tfbb2009様、
いよいよ核心に迫ってきましたね。お考えは基本的に正しいと思います。結果が楽しみです。だんだんと思い出してきました。「VP-7720A オーディオアナライザ 修理 その3 」の記述を以下のように訂正しました。

最後のR177は出力電圧調整で、昔のメモには1.5dBから1.6dB(2.4dBから2.5dB)の切り替え時、出力電圧を整合させると書いていましたが、回路図を見ても単なる出力電圧の調整のようです。(実のところ、昔のメモが正しいです。「Repair of VP-7720A Audio Analyzer 1」の中のtfbb2009さんの2018/4/17のコメントをご覧ください。)

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