AIのいい加減な回答:真空管アンプでバリバリ音 ― 2025/09/29
最近,ネットの検索でAIの回答を見かける事が多くなりましたが,間違いや無断引用が増えて来ているようです.(私も「大型真空管EL51の説明」を無断引用されました.)
---- 間違いの例 ------
真空管アンプでバリバリ音がするのはなぜですか?
AI Overview
真空管アンプから「バリバリ」という音がする場合、原因は真空管のピンの酸化、接触不良、または内部の故障、あるいは接続ケーブルやソケットの劣化が考えられます。解決するには、真空管を抜き差ししたり、ピンを清掃したり、ケーブルを交換したりするメンテナンスを試みましょう。それでも改善しない場合は、真空管やアンプ内部の部品の交換が必要になることがあります。
AI Overview
真空管アンプから「バリバリ」という音がする場合、原因は真空管のピンの酸化、接触不良、または内部の故障、あるいは接続ケーブルやソケットの劣化が考えられます。解決するには、真空管を抜き差ししたり、ピンを清掃したり、ケーブルを交換したりするメンテナンスを試みましょう。それでも改善しない場合は、真空管やアンプ内部の部品の交換が必要になることがあります。
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ベテランの皆さんは,そんな「試み」では「絶対直らない」とお思いですよね.
まともに設計され,まともに作られたアンプで「バリバリ」音がするとすれば,真空管の管内放電しか考えられません.因みに50年以上真空管と付き合っている私は聞いた事が有りません.起動時に「プチッ」という真空管は時々あります.真空度が少し低下してきていて,蛍光が生じるギリギリの真空度になっている時に鳴ります.蛍光が安定状態になり止まるのですが,安定状態になれない場合は,頻繁に「プチッ」と鳴ります.まあ,小さな音ですから,我慢できる程度です.こういった症状の場合,照明を消して,暗くすると蛍光が見えます.
それより真空度が低下すると,グロー放電が生じます,グロー放電が不安定になると,結構大きな音で「ブー」とかなるようです.私は,オシロで見ていただけなので,実際の音は聞いていませんが.
約40年前になりますが,音楽を聞いている時に大きな音で「パーン」とスピーカーが鳴った事が有ります.今思うと高電圧安定化電源の6080のヒーター・カソード間耐圧(300V)を超えたようです.
そう言えば,プリアンプでもヒーター・カソード間の絶縁不良で問題を起こした6BQ7A(中古)がありました.ヒーターバイアスをかけたSRPPで,ヒーター・カソード間電圧には十分気を付けたプリアンプで生じました.この場合も起動途中で雑音が生じたと記憶しています.球自体の不良が原因で,交換で解消しました.SRPPでトラブルが生じたのは,後にも先にもこの1回だけです.
以前にも書きましたが,直熱整流管は放電グセがつく事があるのでちょっと注意が必要ですが.
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