Panasonic VP-7723Aまたも故障:修理,復活 ― 2025/10/09
6336Bの特性を測ろうと思ってVP-7723Aのスィッチを入れました.直後はOKでした.6336Bの予熱を終え,さー測るぞと思ったら,VP-7723Aの表示がADDRESSだけで,他の3つが出てません.発振器の周波数,出力電圧の設定や,それらをメモリーする事は出来ますが,測定が全くできない状態です.(FREQUENCY, INPUT LEVEL, MEASUREMENT, 全て表示されていません.)
それから4日間,CPUボードと格闘しました.U16の端子の状況をオシロで見ると,Dは動いていますが,その他ADRSTやADSTは眠っているようです.これは,また何処かの断線の可能性が高いと思って,全ての配線を3日かけてチェックしました.(目が疲れました.)まず,CPU(μPD8085)の7番ピンとR21の8番ピンの間が切れている事に気付きました.次に,これがどうも本命だと思いますが,U8の6番ピンの先が,U17やU18の11番ピン,U24の3番ピンにつながっていません.これら2つの配線はバックアップ電池の液漏れ箇所を通過しています.VP-7723Aの持病,液漏れの後遺症が出たようです.(バックアップ電池付近を通過している信号線のリストをどなたか調べて頂けると嬉しいのですが.)
下の写真のオレンジ色の線が後者の迂回配線です.
幸い無事修理完了です.
7年ぶりのCPUボード修理は,老眼の年寄りにはきつかったです.ま〜7年間ほぼ故障無しで動いたのですから,良かったのかもしれません.
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