大型真空管 EL51 三結シングルアンプ その6 ― 2024/06/11
アース配線を見直してSRPP段の残留雑音を約0.2mVまで落としました.最終段を含めた全体の残留雑音は,1台目が1.0mV,2台目が1.1mVとまずまずの仕上がりです.とりあえず2台できたので,サブシステムに入れて試聴を始めました.サブシステムのスピーカーはFostexの16cm(FF165WK)とElectroVoiceのT35の2wayです.プリアンプは,以前ブログで紹介したことのある1号機,CDプレーヤーはSONYのCDP-XA50ESの改造機(と言っても,コネクター配線の一部を直ハンダ付けにしたもの)です.
まず,よく聞いているJ.S&C.P.E.Bachのチェンバロ協奏曲のCDです.一聴,音が自然に出てくるところが良いですね.低歪率が効いている気がします.これから,もう少し聞いてみます.
定常状態になったところで,温度測定しました.プレート損失約34W + ヒーター電力12Wの条件です.放射温度計を用いて各所で測定した結果,最高点では170℃でした.プレート損失45Wで使うには,放熱に相当配慮する必要がありそうです.
長期安定性も知りたいところです(既に1時間近く聞いていますが,特に問題はありません).
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://colorkonan16.asablo.jp/blog/2024/06/11/9692173/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。