VP-7723A 修理 その3 ― 2017/12/23
Panasonic製Audio analyzer、オーディオアナライザVP-7723A修理の続きです。約一週間を経過し、問題点が段々見えてきました。10Hz台で、リレーがカチカチといって測れない問題は、私の認識不足でした。RESPONSEをSLOW設定することにより解消しました。
むしろ新たな問題が浮上してきました。それは、始動時はOKでも、10〜20分経過すると、固まる(フリーズする)という問題です。どうもどこかが温まってくるとフリーズするらしく、一度フリーズすると、再始動直後にはOKでも、2〜3分後にはもうフリーズします。(周波数を変えようと、ロータリーノブを回転すると、1回は周波数変更できても、次にはフリーズしたりします。)CPU周りが怪しいと見当を付けて、U4(NEC D8085AHC-2) を抜いて見たところ、中央部下の基板が妙に焼けているようです。フリーズ後に電源を切り、各ICを触ってみた感じでも、U4が一番温まっています。(U4の中央部、基板裏には、74HC00があり、これが怪しいのかも?)また、アルミ製シールドケースの内側も、U4の付近だけが妙に汚れていて、空気の流れがうかがえます。
そこで、下の写真のように、小さな放熱器をシリコングリスで仮貼り付けして、テストしてみました。これだけのことで、50分たってもフリーズしないようです。(アルミ製ケースから出していますが、放熱器無しでは10分でフリーズしました。室温20.5℃) ということで、放熱対策を考えています。ひとつは、沖電線のクールスタッフ(放熱フィルム)のU4と74HC00への貼り付け、もう一つはアルミのシールドケースの上下の放熱穴あけです。進展があれば、またご報告します。
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